側弯症について(側湾症)
(昨日の日記用でした)
小雨舞う10月の始まりの1日
ふと
「側弯症って、オステオパシーの本で改善話を見掛けたなあ(治癒ではありません/やや改善/データ非掲載でした)」
と、思い付いて検索しました。
昨日の常識は今日の非常識
新たな常識は密かに認知を広めていたりするものです
昔ちらと触れましたが、ヘルニア等で手術が当たり前だったのは昔の話
今では一部を除き、激しい腰痛にも手術をしないことがすっかり常識化しています。
※痛みへの手術の影響は"無い"症例がほとんどだと、医学データが揃ったようです、手術をしたほうが予後が悪いと判明したようです
側湾症は背骨が横方向にまたナナメに、凸型凹型S字型等に曲がる症状です。
胸椎であれば、肋骨も胸くう内も影響を受けます
ある度数(角度)を越えると手術が適応される疾患なのですが…
最近、骨盤調整(整体)や近所の整骨院で側湾症治療をうたっているのも見掛けて、不思議に思っていた次第です
???
( ̄∀ ̄)
なんだろ?
ウチではお断りの上で、医療機関をお勧めします。理由は後述にて。
(側弯症の影響で辛い感じがあれば解消や軟化に向けて全力を尽くします)
小児等、発生時〜進行時はコルセットのような装具で物理的矯正が一般的なようです。
CTやレントゲンで正しい状況をこまめにチェックしていくために、病院がお勧めです。
装具治療で変形抑制=症状軟化を狙い、ある度数と年齢を越えたら手術適応が一般的処置のようです。
進行し続ける方は何割かとのことですが、治療開始が早い方が、まっすぐに近い状態に維持できる確率も上がります。
※物理的な継続的な力は、側湾症ではなくても骨に最も影響を与えます。ハイヒールや中国の纏足しかりです。かなりの苦痛かと想像にかたくないのですが、現状では装具が一番有効なようです。
※成長期の妨げを考慮した手術タイミングの選択や、開腹位置、手術手法には医師により方針に差があるようです。予後データが見つからないので何が良好かはわからないのですが(学会での予後実例発表からの情報拡散待ち)
※あやめ会などの家族会もありますが、特定機関や医師との関連が深いようです。脳脊髄液減少症の権威の医師もそうですが(政府選定メンバーとは異なります)、世間の情報を一通り検討したら、あとは直感選択しかありません
脊椎側弯症は、特に早期発見が大切ですね
私が小学生の時もモアレ検査ではありませんが、背骨の肉眼チェックがありました
歳を経てからの発症も無い訳ではないので、皆様時々鏡をご覧下さい☆
さて。
手技による歪み調整が有効なのは、元々まっすぐになる素質があるからです
「邪魔するもの解消」
「良い癖をつける」
「体の組織の癖を利用(カウンターストレイン等)」
「まっすぐの方が楽だと体に覚えさせる」
しかし、側湾症は進行時に何らかの「歪ませよう」とする力が働いています。
(8割の発症原因は解明されていません…ホルモンか遺伝子か神経か…)
原因にアプローチ出来ない限り、進行が逆行したり肋骨が元の形になるなど、考えられないのですが
オステオパシー(医師)の方、原因を立証しないのでしょうか…
側湾症進行時は、上記理由により、現状、病院を治療方針としてイチバンにお勧めします。
という訳で、側湾症そのものの改善は、風竜ではお受けしておりません…
オステオパシーと整体と一部整骨院、接骨院で、治療効果を宣伝している所がありますが…
最低でも、専門機関医師の装具治療を行いながら、併用としたほうが良いかと思います。
効果のほどには触れません。
…施術をしない場合とした場合との比較データが長期をかけて揃うまで。
医療の常識は変わるもの
いつか病院だろうがどこだろうが
原因解明と根本治療が発見されることを祈念して止みません
m(_ _)m
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写真は先日新宿でお昼を食べた時のもの♪
hatenaブログだと見えないと思うのですが、豚さんが入口に鎮座しています(笑)
豚さんテーマの内装がカワイイお店でした♪
(味などは…ノーコメントで(^^;;)