まだまだこれから／伊藤剛先生講演会
今日は急遽とある講演会に行って参りました。
即座に活かす事が出来る施術のポイントといい。
もしかしたら…
こんなお悩みに対策出来るかもしれないという新しい知見まで。
ありがたい講演会でした。
とは言っても鍼灸師向けの講演会でしたが(笑)
〜・〜・〜
鍼灸の何割かはほぐしで実現出来ると睨んでいます。
鍼灸よりもほぐしがはやいこともあれば時間にして200倍以上かかることもあると思います。
鍼のメリットは細部のピンポイントを狙えること。
ツボは神経方向に垂直なラインと神経のライン、筋膜の境目付近と筋腹、付着部付近が中心かと思いますが…
平常な中にある異常だけにアプローチすることで効果はあがります。
そして原因が解決された後のリセット効果！
神経は半端な状態で問題を引き起こします(たぶん)
お灸の場合は、温度の受容器からアプローチする神経の緩和等効果！
そしてそれを実感しやすい人(痩せぎみの人が多い)
しにくい人(中肉中背が多め…？)
〜・〜・〜
余談に走ってしまいました(汗)
(￣◇￣;
講演会のタイトルは
『現代医療における鍼灸の役割とその将来』
でして…
終盤までの中核は業界のお話しでした。
個人的には大変大きな部分です。
一見免許無し(臨床工学技師ならあります)には関係ないようで大いに関係します。
またテレビ業界の実態も伺いまして、ただ頷くばかりでした(ヤッパリなぁ…)
講師の方は伊藤 剛(いとう ごう)先生とおっしゃいました。
浜松出身の私が先生の出身大学に目をひかれまして…高名さはまったく知らず訪れた次第です(笑)
一番衝撃的だったのは中国の中国鍼灸ＩＳＯ標準登録ですね。
恐ろしい…何もできませんが、登録阻止を心から応援します。
(日本の医師が中国鍼灸師に従う序列なんてあってはならない…)
〜・〜・〜
鍼が優れている部分は、深部の神経(手前)や臓器まで狙えて骨膜をも刺激出来るという部分です。
(そして手が届かない隙間もちゃんと狙える)
消化器の外科を経て病理解剖や内視鏡を数多くやった(やらされた)先生であれば、深い鍼も安心だと感じました。
あはき免許持ちの方は…主に鍼灸師さんかな？
実際に人体解剖する講習会をされてる方もいらっしゃいます。
先日はお灸を復興させたいという話を伺いましたが、鍼はこの特徴故に(イメージ戦略もあって)危機的な状況を迎えることは無いでしょう。
(￣◇￣;
私のような街のほぐし＆ボディチューニング屋さんが言っても説得力がないかもしれませんが(笑)
(イメージ上、リラクゼーション＆整体にしています)
そして講演会で伺ったところ、鍼灸漢方をコマとって教えてる医大も３割ほどあるとのこと。
医者を驚かせないと認めて貰えない過去から…若い医師は興味を持つ人が増えているとのこと。
統合医療の現実的な課題や、保険手続きに触れながらも、明るい未来も語っておられました。
〜・〜・〜
お灸復興についてはいささか悩ましい所がありますね。
今回の講演会でもお灸や艾の話題はゼロ…
(;◇ ; )
お灸は棒灸が多分オススメですね…
自前でやるには免許いらないので、最近直接灸(点灸)をやりましたが、タバコ灸のほうがメリットが多い…
タバコは今大変嫌われてますし、似た燃焼になるように棒灸を巻いてみようかと思います。
余談につぐ余談でした
(⌒〜⌒)ゞ
講演会でお二人施術の実演があり、目の前で拝見しました。
まわりまわって(説明割愛)自分の施術に自信がもてました(笑)
生涯学びですけどね☆
(≧∇≦)ノ
最後までお読み頂きありがとうございます。
そして第55回東鍼祭／東洋鍼灸専門学校の皆様、ありがとうこざいました。
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